
「とりあえず親が大学は出た方がいいって言うから、奨学金を借りていこうと思う。特にやりたいこともないし、とりあえず大学行っとけば間違いないよね。」
この考えはすべて間違いです。
僕もこの考えで大学に行って、とても後悔をしました。
残ったのは、多額の奨学金の借金だけです。
奨学金が本当に恐ろしい理由を説明します。
「奨学金=借金」と知らずに大学に行ってしまった。
1.何も知らない学生に借金を負わせる怖さ

僕の家は決して裕福ではなかったので、奨学金を利用していました。
この時の僕はアホだったので、奨学金がどういうものか
あまり、理解できていなかったのです。
奨学金は負債であり、負債を負うことがどれほど将来に影響を及ぼすかも
社会人になって、しばらくは気付きませんでした。
社会人になって、しばらくして
この借金は、いつになったら返し終わるのかを
日本学生機構に確認すると、「2031年〇月に返済予定です」と
あと20年もあるのかと、途方にくれたのを憶えています。
何が言いたいかというと、
学生の何も知らないうちに借金を負うことが、どれほど恐ろしいかを知ってほしいのです。
2.勉強の目的を理解してからでも遅くない。

借金を負うことが、どれほどリスクがあるのかは
社会人になって、自分でお金を稼ぐようになってからじゃないと実感が持てません。
なのに社会人になる前の学生に、いきなり借金を負わせるのです。
そして、奨学金を背負った社会人が
「果たして、この高額な借金を背負ってまで大学に言った意味はあったのか」と、あとになって気づくのです。
自分が、何になりたいのかも分からず借金をするのは、未来への投資としては間違っています。
社会人になって本当にやりたいことが見つかってからでも、勉強は出来ます。
勉強の目的が本当に理解できた時には、僕は迷わずお金を投資すべきと思います。
そうではなく、勉強をする理由や目的も分からず、借金を背負うのは間違っていると言いたいのです。
まとめ
僕は今年で31歳になって、勉強の大切さがやっとわかってきました。
今だったら「将来に何が必要で」「その為にどんな勉強が必要なのか」を理解し、行動することができます。
勉強は、その人が目的を理解して初めて意味を持つと思うので、なんとなく大学に行っていた自分は「本当にバカだったんだな」と、今になって思います。
これから「大学に行かれる方」「迷っている方」は
「その大学に行く意味」が「勉強の目的がちゃんとあるのか」を、しっかり考えて大学に行くかどうかを、決めましょう。