スポンサーリンク

どうも。現役介護士のかずです(^^)/
僕は22歳の時に、営業職から介護職に転職しました。
職業訓練校に通い、資格取得をしてから名古屋市にある特別養護老人ホームに就職しました。
そこで3年半働いて、転職しました。
次に働いたのが、ユニット型の小規模特養です。
そこでも3年半働いて、現在31歳で夜勤専従の訪問ヘルパーをしています。
現在まで、9年間介護士といて働いています。
僕が9年間働いてきて「介護業界は学歴は全く関係ない」と感じたので、その理由を説明します。
- 介護業界で収入の差を生むのは学歴じゃない。
- 介護以外の勉強の方が大切である。
- 大学へ通うよりも転職エージェントを利用した方が効率的。
大学を卒業しても介護士の給料はそんなに変わらない。

大学を卒業して、新卒として介護施設に就職すると高卒よりも確かに給料は高いです。
ただ、そこまで大きな差はなく、月に1万円くらいの差です。
この差が大きいか小さいかでいうと、僕は小さな差だと思います。
大学に通うために100万円以上のお金を払っているんだから、むしろ多くもらえないとおかしいです。
その後長く働いたとして「高卒の人と給料に大きな差が出るか」と言うと、ずっと変わりません。
それは、以下の理由があるからです。
- 収入の差は学歴ではなく手当が多くつくかどうかで決まる
- 学歴よりも経験年数の方が大事
- 役職についても給料はほとんど上がらない
詳しく、説明します。
収入の差は学歴ではなく手当が多くつくかどうかで決まる

介護士の収入を増やすうえで、学歴以上に大切なのが手当です。
大卒で就職してもせいぜい1万円の差しかありませんが、手当の多くもらえる施設に行くだけで他の介護士と収入に大きな差を生むことができます。
なので、大卒でなくてもこのことを知っていれば、高卒でも収入を増やすことができます。
そして、手当が最も多くつくのが夜勤手当です。
「介護士は夜勤で稼げ」と言う言葉があるぐらい、介護士にとって夜勤手当は重要です。
僕は夜勤専従として働いていますが、手取りの給料で30万円以上もらえています。
これは一般的な介護士の給料と比較すると、かなりいい方だと思います。
これだけ高い給料をもらえているのも、シンプルに夜勤手当がたくさんもらえているからです。
しかし、夜勤をやるにはある程度の経験が必要です。
日勤に比べて、人手も少なくリスクが高いからです。
なので、すぐに夜勤専従として働けるわけではないのです。
だからこそ、大学に4年間通うよりも高卒で就職して現場で4年間経験を積み、夜勤専従に転職した方が絶対に多く稼げます。
学歴よりも経験年数の方が大事

転職するとわかるのですが、面接のときに聞かれるのは学歴よりも経験年数を聞かれる方が圧倒的に多いです。
そして、給料の交渉をするときも学歴が加味されることはほとんどくな、経験年数の多さで給料が決まります。
なので、高卒で就職して経験を積んだ方が、転職した際に給料が上がる確率が高いです。
4年と言う経験の差は大きいので、介護士を目指して大学に行こうとしている学生さんは大学には行かず、すぐに就職することをオススメします。
役職についても給料はほとんど上がらない

福祉大学を出ていると、施設では役職についている人も多くいます。
これを聞くと「やっぱり大卒の方が役職にもつきやすいし、収入に差が出るんじゃないの?」と思われると思います。
しかし、先ほども言いましたが介護士は夜勤手当が重要です。
役職に就くと夜勤ができなくなってしまい、結局現場の介護士とさほど給料が変わらないか、最悪の場合はなぜが給料が下がるなんてこともあります。
これって、役職に就く意味ありますか?
僕は、意味がないと思います。
大学を卒業して、有利に役職に就けたところで給料が上がらなければ意味がありません。
なので、大学に通う必要性はないのです。
大学で知識を学ぶよりも現場で働きながら学ぶ方がいい。

みなさんは大学に行くと、みっちり福祉の勉強をされると思います。
しかし、そうした勉強も僕は意味がないと思います。
介護士として働くうえで大事なのは「知識<経験」だからです。
大学で勉強するより、現場で経験を積んだ方がいいと思うのは理由があります。
- 現場で働かないと本当に必要な知識は身につかない
- 早く経験を積んだ方が働き方の選択肢が広がる
現場で働かないと本当に必要な知識は身につかない

大学の勉強で得る知識も、とても大切です。
しかし、介護職はそういった座学の知識よりも、現場で働いて得る知識や経験の方が何倍も大切なのです。
例えば認知症の方や精神疾患のある方とのコミュニケーション方法は、たくさん関わっていないと身につけることができません。
介助技術にしてもそうです。
大学の実習で身につけた介助技術では、いざ現場に出るとあまり使ものになりません。
それよりも、現場で働いて数をこなした方が、よっぽど成長します。
結果、大学に通うよりも高卒で働いた方がより早く知識も技術も身につけることができます。
早く経験を積んだ方が働き方の選択肢が広がる

そして、経験を積むことでたくさんの選択肢が広がります。
訪問ヘルパーとして、1対1でゆっくりケアをすることもできますし、夜勤専従になって収入を上げることもできます。
経験を早く積むことで、より自分に合った環境に転職できるようになります。
現場に入ることで、自分に合う価値観や働き方もだんだんとわかってきます。
大学に通っても、どういった施設や働き方が自分に合うかは学べません。
なので、高卒で働いてしまった方が、より早く自分に合った環境に転職することができます。
福祉大学で勉強するよりも、働きながら福祉以外のことを勉強するべき。

先ほども言いましたが、介護の知識は働きながらでも十分身につけることができます。
なので、わざわざ大学に通って4年間福祉の勉強をするのは、もったいないです。
それよりも、就職して働きながら福祉以外の事を勉強することが大事です。
その理由は、以下の通りです。
- 福祉以外の事を勉強することでリスク回避できる。
- 副業をやった方が絶対に勉強になる。
福祉以外の事を勉強することでリスク回避できる。

そもそも、介護士としてずっと働き続けられるでしょうか?
介護士は体が資本なので、病気になってしまったり腰を痛めてしまった場合に続けるのが困難になってしまいます。
「じゃあ現場を離れて、役職に就けばいいんじゃないの?」と思う方もいると思います。
その選択も間違いではありませんが、収入アップはほとんど見込めません。
そして福祉の勉強をして資格をたくさん取ったとしても、残念ながら収入は大きく上がることはありません。
なので、働きながら福祉以外の勉強をすることを僕はオススメします。
僕がオススメするのが、Web関係の知識やお金の知識を身につけることです。
- プログラミング
- 動画編集
- ブログ
- お金の勉強
- 読書をする
IT業界は今後も拡大を続けるので、身につけておいて絶対に損はないですし、介護士として働けなくなった時でも、プログラマーや動画編集マンとしてなら稼ぐこともできます。
リスク回避のためにも、福祉以外の事を勉強しましょう。
副業をやった方が絶対に勉強になる。

そして、一番の勉強は副業を始めることだと僕は思います。
先ほど紹介した「オススメの勉強」の中でも、副業として行うことができます。
なぜ副業がオススメなのかと言うと、すべて自分で調べて、段取りを考えて試行錯誤しながら行うものだからです。
副業は、誰かに決められて行うものではありません。
主体性をもって、自分で行わなければいけません。
そして、主体性を身につけることこそが、僕は一番大事だと思っています。
主体性のある人間は、どこに行っても通用する人材ですし、もちろん個人で生きていくことだってできます。
主体性を身につけることは、大学の勉強よりも、僕は価値があると思っています。
大学で高いお金を払わなくても、無料で資格は取得できる。

そもそも大学で高いお金を払って、資格を取る必要なんかありません。
転職エージェントを利用すれば、無料で資格取得ができます。
これから紹介する2つの転職エージェントを利用すると、介護士として最初に取得する資格の、介護職員初任者研修を無料で取得することができます。
実費で受けると、10万円以上かかるのでかなりお得です。
転職エージェントをうまく利用して、働きながら無料で資格取得を目指しましょう。
無料で資格取得できるオススメの転職エージェント
僕のオススメする、無料で資格取得ができる転職エージェントを2つ紹介します。
①かいご畑
- 「キャリアアップ応援制度」を利用すると、介護職員初任者研修を無料で取得できる。
- 国内最大手の為、求人数も7000件以上と豊富。
- 介護未経験に強くフォローが手厚い。
- 介護派遣なので自由な働き方が選べる。
②きらケア派遣
きらケア派遣は、介護派遣に強い転職エージェントです。
きらケア派遣のおすすめポイントは高時給、高単価な案件が多いことです。
そして、条件に当てはまる方は無料で介護職員初任者研修を取得することができます。
その他、有給休暇や、社会保険、健康診断、健康施設・リゾート施設の優待利用など、福利厚生も充実しています。
- 高時給・高単価の案件が多数そろっている。
- 週24時間以上就業ができる方は無料で資格取得ができる。
- 福利厚生が充実している。
- 就業後のアフターフォローもしっかりしている。
そもそも福祉大学以外の大学にも行く必要がない

そもそもほとんどの人が福祉大学だけではなく、大学そのものに行く必要がないと僕は思っています。
特に、Fラン大学に行こうと考えている学生さんは考えた方がいいです。
なぜそんなことを思うのかと言うと、僕も福祉大学ではない、Fラン大学に通っていたからです。
大学に通っているとき、自分も含めなんですけど目標もなくただ漠然と大学で勉強をしている人が多かったです。
と言うか、そもそも勉強もやっている人は少なく、みんな遊ぶことが目的で大学に来ていました。
そんなことの為に、400万円も奨学金を借りて大学に通っていました。
明確な学ぶ目的もないのに、そんな大金を借りて大学に行っていたのはほんとにバカだったと思います。
結局、僕は大学を中退して奨学金の借金だけ残りました。
目標がない人は、絶対に大学に行ってはいけないです。
まとめ

いかがでしたか?
- 介護業界は学歴ではなく、経験年数と手当で給料が決まる。
- 大学で勉強するよりも現場で経験を積んだ方が知識、技術が早く身につく。
- 働きながら、福祉以外の事を勉強しよう。
- そして、副業も同時に始めよう。
- 介護資格は転職エージェントを利用して無料で取得しよう。
- 大学に行っていい人は明確な目標がある人だけ。
僕自身、大学進学で失敗したからこそ、これから大学行こうと考えている人は、自分に本当にその大学で学ぶ理由があるのかを考えるべきです。
その時に少しでも迷いがあるのなら、進学するのはやめた方がいいです。
そんな状態で何百万も払うのは、お金をどぶに捨てるのと同じです。
僕自身、今になって自分の学ぶべきものがやっとわかってきました。
そして、真剣に勉強を始めました。
学ぶ理由が見つかったのは、大学に通っていたからではありません。
社会人として働いていく中で、自分に必要なことが見えてきてきたからです。
なので、学ぶ理由がよくわからない人はまずは就職して、学ぶべき理由が見つかってから自己投資をしましょう。
それからでも、全然遅くないです。
大学に行かなくても、勉強することはいくらでもできます。
スポンサーリンク
