こんにちは。現役介護士のかずです(^^)/
僕は22歳の時に、営業職から介護職へと転職をしました。
最初は、従来型の特別養護老人ホームで3年半働きました。
そして、次にユニット型の小規模特養に転職して、そこでも3年半働きました。
そして、現在は31歳になって夜勤専属の訪問ヘルパーをしています。
そんな僕が、3つの介護現場を見てきて「絶対に1つのところで、長く勤めてるのはよくないな」と感じたところがありました。
その理由は、以下の3つです。
- 介護に対する考え方が、偏った考えになってしまう。
- ユニットリーダーや主任を任され、体力、精神的にも疲弊する。
- 長く勤めているのに、給料は他の職員とあまり変わらない。
詳しく、解説します。
介護に対する考え方が、偏った考えになってしまう。

介護施設には、その施設だけの独特なルールや考え方が多く存在します。
例えば、記録の書き方やおむつ交換のやり方など、施設によってルールややり方が全然違ったりします。
しかし、一つに施設で働いていると「このやり方が一般的ですべて正しい」と思い込んでしまい、偏った考え方になってしまいます。
そして、新しく入ってきた職員が前の施設のやり方をしているときに「なんでそんなやり方でやってるの?間違ってるよ。」と、一方的な考え方を押し付けてしまいます。
「自分が間違っていること」「ほかの考え方や、やり方もあること」にすら気づけません。
介護業界は、常に人員不足でいつでも転職できます。
一つのところに長く勤めるよりも、いろいろ転職をして自分にはなかった考え方や、やり方を学ぶべきだと思います。
ユニットリーダーや主任を任され、体力、精神的にも疲弊する。

介護業界は、非常に離職率も高いです。
なので、必然的に長く働いている人がユニットリーダーや主任を任されることが多いです。
一般的には、「リーダーや主任になることは出世しているじゃん」と思われるかもしれませんが、介護業界は決してそうではないです。
リーダー手当はつきますが、多くついても月1万円ほどです。
少ないところだと、月2千円なんてところもあります。
ほかの職員と給料は、ほとんど大差がないです。
そのくせ、上司からは「リーダーとしての自覚はあるの?」と毎日プレッシャーをかけられ、職員からは「あのリーダー使えないよね。なんであんな余計なことしたの?」と陰口言われ放題。
そして、毎月リーダー会議には強制的に参加させられます。
月1万円の手当では全く、割に合っていません。
なのでユニットリーダーとしての働き方が、現状のまま変わらないのであれば、リーダを任せられる前に転職しましょう(笑)
もしくは、リーダーを任せられたとしても、精神的に疲弊して限界だと感じたらすぐにやめて、転職しちゃいましょう。
長く勤めているのに、給料は他の職員とあまり変わらない。

介護職の給料は長く勤めていても、ほとんど昇給しません。
なので、長く勤めることのメリットがあまりないのです。
そればかりか、転職した方が面接のときに給料の交渉ができます。
経験年数があれば、前の施設より多く給料を払ってくれることもあります。
先ほども言いましたが、介護業界は常に人手不足でいつでも転職できます。
一つのところで働くよりも、積極的に転職をするべきです。
そうすることで、自分に合った働き方は必ず見つかります。
僕は、3回転職をして、今の夜勤専従の訪問ヘルパーの働き方が自分に合っていることに気づけました。
しかも、給料も転職をしていくごとに上がっています。
みなさんも、今の施設が嫌でやめたいと考えているんだったら、さっさと転職しましょう。
まとめ
介護業界は、他の業界よりも非常に転職がしやすい業界です。
その特性を生かして、ガンガンいろいろな所で経験を積むべきです。
ただ、施設側は貴重な戦力なので全力でやめるのを、止めてきたりするかもしれません。
しかし、その施設のことは今後のあなたの人生には、全く関係がないことなので「退職したい」考えがあるならば、勇気を出して早くやめることを伝えるべきです。
僕も、前にいた施設で職員や施設に情を持ってしまい、退職するのを1年遅らせてしまいました。
しかし、その1年はとてもストレスを感じたし、ただただ疲弊しただけでした。
今転職して、自分の好きなこともできる時間ができたし、お給料も上がってとても幸せです。
みなさんも、施設側に合わせて退職を遅らせるのはやめましょう。