介護士の悩み

現役介護士が特養で正社員として働くことのメリット・デメリットを解説します。

こんにちは。現役介護士のかずです。

僕は22歳の時に、営業職から介護士に転職しました。

最初の施設は、従来型の特養で3年半働きました。

その後、小規模ユニット型の特養へ転職して3年半働きました。

現在は、夜勤専従の重度障害者専門の訪問ヘルパーをしています。

なので、特養でトータルで7年間働いています。

そんな僕から言える、特養で働くメリット・デメリットを解説します。

介護士が効率よく収入アップする方法もまとめたので、こちらの記事参考にしてください。

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特別養護老人ホームとは?

「そもそも特養ってどういうとこ?」とわからない人の為に簡単に説明します。

特別養護老人ホーム(通称:特養)とは

寝たきりや認知症のために常に介護を必要とする人で、現在住んでいる場所で介護を受けることが難しい人のための施設です。

業務内容は?

業務内容は、食事・入浴・排せつ介助などの身体介護、清掃・洗濯など日常的な生活支援、レクリエーションなどがあります。

特養で働くメリット

7年間特養で働いて、感じたメリットです。

  • 基礎的な介助技術を身につけられる。
  • 職員がたくさんいるので、新人介護士は安心して働くことができる。
  • 他の施設に比べると、比較的給料が高いところが多い。

基礎的な介助技術を身につけられる。

特養は、要介護3以上の方しか入所することができません。

なので、入所されているほとんどの利用者は介助が必要な方です。

また、大きな施設だと一日で10~30人の介助を一人でこなすことが多いので、必然的に数をこなすことになるので、介助技術は早く身に付きやすいです。

介護士として働いた経験がない方は、特養で働くことで介護士として必要な介助技術を一通りみにつけることができます。

職員がたくさんいるので、新人介護士は安心して働くことができる。

特養は、日中であればだいたい2~4人の人員を配置して業務を行います。

なので、新人介護士でわからないことや困ったことがあれば、すぐに先輩介護士に聞ける環境にあります。

利用者の急変対応なども、最初は先輩介護士や看護師が対応してくれるので安心できます。

他の施設に比べると、比較的給料が高いところが多い。

特養は他の施設形態に比べると給料が高いです。いかがランキングです。

1位特別養護老人ホーム
2位介護老人保健施設
3位訪問介護
4位グループホーム
5位デイサービス

特養と老健は夜勤がある為、夜勤手当がつくため、他の施設形態に比べて給料が高いです。

また、夜勤手当も施設によって変わってきます。

低いところだと2000円のところもありますし、高いところだと8000円以上つくところもあります。

施設を選ぶときは、夜勤手当にも注意して選んだ方がいいです。

特養で働くデメリット

  • 人間関係に問題がある施設が多い
  • 給料が上がらない
  • 仕事量が多い
  • 腰を痛めるリスクがある
  • 休日に出勤することがある

以上が、特養で働いて感じたデメリットです。

人間関係に問題がある施設が多い

特養は比較的規模の大きな施設がいいので、働く職員の数も他の施設形態に比べると多いです。

職員が増えると、どうしても人間関係は複雑になりやすいです。

それに加え、特養は業務自体もかなり激務なところが多いのでストレスもたまっている職員も多いです。

また女性が多い職場なので、陰口も多く「あの新人はだめだ。」「あのリーダーは使えない」とか毎日のように職員同士で話していました。

給料が上がらない

僕は2つの特養で合計7年間働きましたが、給料はほとんど上がりませんでした。

これは僕だけではなく、僕よりも長く働いていた人も大きく給料が上がっていなかったです。

特養で給料を上げるためには、役職に就くか夜勤手当を増やすしかないです。

ただ、役職について主任になったとしても、手当が多くて1万円ほどしか付きません。

夜勤を増やすにしても、他の職員にもバランスよく割り振る必要がある為、基本は夜勤回数を増やすのも難しいです。

相談員やケアマネージャーを目指すという手もありますが、この2つの役職には夜勤がありません。

なので、意外と現場の介護士と給料はそこまで変わりません。

仕事量が多い

特養は、かなり業務量が多いです。

基本的な身体介助、生活支援以外にも、委員会業務や夏祭りやお餅つきなどのイベントの企画などやることがとにかく多いです。

大規模な特養になるほど利用者の人数も増えるので、やることは増えます。

特養で働いていた時は、時間内に終わらず残業することがかなりありました。

腰を痛めるリスクがある

特養は、要介護3以上の利用者しか入所できません。

その為、介助量も当然ほかの施設形態に比べると多くなります。

なので、普段から腰に気を付けて介助をしていないと、腰を痛めるリスクが高くなります。

僕も、特養で働いていた時は慢性的な腰の痛みがありました。

腰を痛める職員も多く、それが理由で退職を余儀なくされる人もいました。

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休日に出勤することがある

正直、僕はこれが一番苦痛でした。

僕は当時から副業を始めていたので、休日の時間は貴重な時間でした。

しかし、特養は休日に何かしら出ていかされることが多いのです。

夏祭り、正月のイベント、毎月のミーティングなどで、毎月必ず何かしらで休日がつぶれていました。

僕が、特養を退職した一番の理由はこの「自分の時間を奪われるから」が理由でした。

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特養は経験を付けたらすぐにやめるべき

特養のいいところは、介護経験がない人がしっかりと介助技術を学べ、職員も多いので安心して働くことができることです。

しかし、ある程度経験を積んで、技術と知識を身につけたら、ささっと転職するのがオススメです。

正直、特養でいくら頑張っても、給料はほとんど上がることはありません。

介護士は、どこも人手不足なので仕事が見つからないということはないので、いい給料のところがあったら、すぐに転職するべきです。

僕も転職して給料が上がりました。

僕は、現在は夜勤専従の重度障害者専門の訪問ヘルパーをしています。

特養で働いていた時より、9万円近く給料がアップしました。

しかも、夜勤専従になったことで出勤日数も減って、時間にゆとりを持つことができました。

しかも訪問ヘルパーは1対1なので、特養とは比べ物にならないぐらい体の負担は少ないです。

みなさんも、夜勤専従の訪問ヘルパーで働くことをオススメします。

まとめ

いかがでしたか?

特養は未経験の方にはオススメですが、経験を積んだら転職を考えるべきです。

今までのことを復習しましょう。

特養で働くメリットが

  • 基礎的な介助技術を身につけられる。
  • 職員がたくさんいるので、新人介護士は安心して働くことができる。
  • 他の施設に比べると、比較的給料が高いところが多い。

デメリットが

  • 人間関係に問題がある施設が多い
  • 給料が上がらない
  • 仕事量が多い
  • 腰を痛めるリスクがある
  • 休日に出勤することがある

特養で身につけた介助技術、介護知識は今も役に立っています。

しかし、特養で長く続けることは僕はオススメできません。

経験を積んだらささっと転職しましょう!

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