乙武洋匡さんの「自分を愛する力」を読んだ感想。

こんにちは。かずです(^^)/

今回は乙武洋匡さんの著書、「自分を愛する力」を読んだ感想を書きました。

この本はどんな本?

乙武さんが「自己肯定感」を持つまでにいたった「子育て論」を、子供目線、親目線、両方の視点から説明しています。

この本から得られること。

  • 親と子供は「違う人間」である
  • 「成功体験」の大切さ
  • 「協調性」より「個性」を伸ばすことの大切さ

親と子供は「違う人間」である

乙武さんは、子供時代の両親の育て方のおかげで「自己肯定感」を持つことができたと言っています。

そして、乙武さんと両親のかかわり方で一貫して共通していたことは、乙武さんの考え、行動を必ず受け入れていたことです。

親と言うのは、自分の経験を子供に当てはめて、どうしても子供の考えや行動に口出しをしたくなってしまいます。

しかし、親と子供は血はつながっていても考え方や、歩む人生は全く別のものであることを理解しなくてはいけません。

親と子供は、「違う人間」なのです。

乙武さんの両親は、自分の息子である以上に、乙武さんを一人の人間として尊厳や個性を大切にされていました。

だからこそ、乙武さんの行動や考え方を突っぱねたりせず、受け入れることができていたんだと思います。

「成功体験」の大切さ

乙武さんが「自己肯定感」を身につけられたのは、小さい「成功体験」の積み重ねがあったからだと言っています。

乙武さんの両親は、乙武さんのやることに決して手を出さなかったと言います。

それは、手を出してしまうことで「成功体験」をつぶしてしまうと考えていたからです。

「子供を助けたい」という気持ちや「手伝って早く終わらせて楽をしたい」という気持ちから、子供が一人でやろうとしていることを、手伝ってしまう親が多いと思います。

しかし、こうした行動は子供の「成功体験」を奪ってしまっているのです。

その中で、失敗してしまったり、うまくいかないこともたくさんあると思います。

しかし、失敗を重ねていく中で「自分一人でできた」ことが、大きな自信となり「自己肯定感」を育んでいくのです。

子供を育てるうえでは、チャレンジして得た「結果」よりも、子供が自分でチャレンジした「過程」を大切にしたいなと思いました。

「過程」よりも「結果」を評価してしまうと、「子供に失敗させて恥をかかせたくない」とか「全然できてないじゃない」と子供の成功体験を得るチャンスを奪ってしまったり、子供の自信を無くさせてしまうことになりかねません。

自分自身もビジネスを始めるにあたって、結果を求めるあまりに、失敗を恐れ行動することをためらってしまい、結果何もしないということがたくさんありました。

しかし、「過程」に目を向けられるようになれば、躊躇することなくチャレンジできるようになると思います。

そして、小さな「成功体験」の積み重ねが、大きな成功へとつながると思います。

「協調性」より「個性」を伸ばすことの大切さ

乙武さんは3年間、小学校の教員を務めました。

そして、初めて受け持ったクラスの子供たちが、「自分で考える力」が育っていなかったと言っています。

休み時間にも先生にトイレに行っていいか確認する子供がたくさんいたり、ノートの取り方を先生に確認する子供が多いことに、驚いたと言っています。

これは、このクラスに限ったことではなく、日本の学校ではよくあることです。

なぜこのような子供たちが多いのかというと、日本の学校教育が原因の一つだと言っています。

日本の学校は「協調性」「好き嫌いのない子」「普通にすること」が大事だと教えられます。

このような教育は、個性を押さえつけてしまい「自分で考える力」が全く育たないと言います。

これからの時代、AIに人間の仕事が奪われていくと考えると、「協調性」を重んじる日本の教育は時代に合っていないと感じます。

日本の今の教育は、「協調性」を大切にするあまりに、そこから外れて、恥をかくことを恐れる人がすごく多いと言います。

その結果、ルールに従うことばかりを考えてしまい、指示待ち人間になってしまうのです。

そのようにならない為にも、「協調性」よりも「個性」を大切にして「自分なりの答え」や「自分なりの考え」を尊重する教育が必要だと感じました。

まとめ

この本を読んで「自己肯定感」を得るために重要なことは「自分で考える力」が、とても大切であると思いました。

乙武さんは、幼少期の頃から自分の考えを押し通す、強い意志がありました。

それは、両親2人が乙武さんを一人の人間として、個人として考えて意見や行動をすべて受け入れてきたからこそ、乙武さんは大人になっても変わらずに「自分の意思がある」人間に育ったんだと思います。

そして、子供が「考える力」を身につけるためには、親自身が成長する必要があると感じました。

僕は、まだ子供がいない為、子供が生まれる前に「自分自身の考える力」を伸ばす必要があると感じました。

僕自身も「協調性」を大切に生きてきたため、多数派からあぶれるのを恐れて、「行動すこと」「発言すること」から避けて生きてきました。

これからは、「自分の個性」を大切にして、やろうと決めたことはすぐに行動に移していきたいと思います。

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